寝る前ショーター43
黄色い砂(イージュンがN.Yに来てから編⑤)
「ショーター別にいいのよ、お店は閉めてもらって
ほんの数日だし、ただあの子の様子を見てもらえれば…N.Yに来た
ばかりで、たった一人にするわけにはいかないし」
「ええー!マーディア大丈夫だよお。一人で。学校も明るいうちに終わるし
、絶対一人で夜遅くに出かけたりしないから」
「いんや。店も開けるよ、閉めてる間に変な連中にどーにかされても困るしな」
こんなちび1人でこの店に置いといたら危なくてしょうがねえ。何がホテルに宿泊するだ?
その金も親に払ってもらうんだろ。
俺にとっちゃどうでもいいけど、こっちの都合での予定変更だから。さすがに気がとがめる・・・
しかも生意気に俺とのステイは、嫌らしい。
クックック
「それとも俺になんかされないか心配してる?ははは!
大丈夫お前みたいなちびに興味ねーから」
お、言い過ぎちまったかな?
ふくれっ面してやがる。
ちょっとかわいいな
さて、イージュン俺は姉貴みたいに甘くねーぞ。
気に入らなきゃ台湾にとっとと帰んな。