寝る前ショーター42
黄色い砂(イージュンがN.Yに来て間もなく編)➃
姉貴は悪びれる風もなく涼しい顔で
「だって、あなたに迷惑かけたく
なかったのよ」
「なんで、弟の俺に頼らずアッシュ
なんだよ!第一・・・・!」
そこへイージュンが学校から帰ってきた
俺の顔をみてにこっと笑うと
「ショーター、こんにちは
お久しぶり」
澄んだ声、英語のイントネーションも悪くない
いかにも闇の世界とは縁のない感じだ
そして、アクセサリーなんか一切身につけておらず
化粧っけもまるでない
そんなもの必要のないきれいな肌なのだ