saikaanin’s diary

転職ばかりしていたわたしの過去

寝る前ショーター39 

黄色い砂(イージュンがニューヨークに来る前 編)①

「俺は反対だ!」

「あら、どうして?」

「台湾からここへ(N.Y)語学留学?
遊び半分でちゃらちゃらした
ガキの滞在なんて俺は認めねえ」
「ふう、ちゃらちゃらしてるか
どうかはわからないけど・・・」
「姉貴は人がいいから、そんなこと
簡単に引き受けて!!
しんどい思いするの姉貴なんだぜ?」

「あ、お金のこと?
それはちゃんと頂けるのよ。
お父様がすでに振り込んで・・・」
「なんだよ!俺に相談っつうから
ここに来たのにもう話
決まってんじゃないか!
ほれみろ、親の金で観光目的だろ
今からでも金返して断っちまえ!」

「ショーターここ一年あなたの
部屋使ってないじゃない。だから・・・」
「俺の部屋明け渡す気だったのか?
ジョーダンじゃない」
「じゃあ、私の寝室を一緒に使ってもらおうか
あなたがそんなに嫌がるなら」

やれやれ

普段私の弟ショーターはこんなに
私につっかかることはない
姉思いの、優しい子だ
ただし私が重荷を背負い込むことに関しては
とても敏感だ



(うーん、これからマーディアにどう
振舞ってもらおうかな・・・
しかし私の描くショーターは怒りんぼだな
もうちょっと原作は優しいよな)

「おっかさん」
マーディアは強い
からショーターのいうことなんて
蚊が止まったくらいにしか感じてない
・・・)

「おい!おっかさん!!」
「なによ、ショーターうるさいね。今考え中」
「ちげえだろ!!課題の絵本作れよそれに
寝る前ショーター
休みだろ!!!」

えっと(~_~;)

おやすみショーター( TДT)ゴメンヨー