saikaanin’s diary

転職ばかりしていたわたしの過去

物語に思うこと2

大阪府吹奏楽コンクール大阪大会

2023.8.13(日)
大阪の住道、サーティホールにて行われる

次男が吹奏楽クラブに所属しているので
鑑賞しにゆく
クラシックには詳しくない
でもせっかくの機会だ

チケットは2000円
詳しくなくても課題曲を
演奏するという絶対条件
があるのでそれの聴きくらべ
が面白いんじゃないかと息子
が言う

パンフレットは買わず
汚い文字でメモを残す
そうしないとパンフ買ったことで
満足して私の記憶に全く残らないからだ

大阪学院大学 10数名の小ぶりな編成
関西外大 突然人数多くなる 40名ぐらい
大阪産業大学 30名ぐらい
大阪成蹊大学 短期大学 女子メイン30名くらい
関西外大 50名

ここら辺で人数が多いところと
賢い学校がやはり上手いうえ、
見た目も良いという残酷なことに気づく

大阪工業大学 約20名くらいか
近畿大学 50名くらい人数が多いと
 音が凄い。ブラスバンドなので余計に
 そう感じる
常磐大学 短大 20名の女子メイン
 女子がメインの場合丸い感じがする
立命館大学 50名以上 一番多いかな
 課題曲のパーカッションが楽しい
 自由曲もモダンでキレがある

摂南大学 40名ぐらい パーカッション
 が力強い

こういうことも聴いたらおしまい
しゃなくてメモでもなんでも残す
つもり

私の記憶に残すため
息子のためだけでもなく

物語に思うこと1

映画 ”猫と、とうさん”



神戸のシネリーブルで2023.8.11より公開
上映期間が多分短いので急いで行く

タイトルからして猫好きの人は
「あっ、どうしよう観たいな
でもドキュメンタリーっていうても
わざとらしいのとか嫌だしな・・・」

と悩んでしまうと思われる
猫好きは警戒心が強いのだ

この映画は猫の飼い主が
彼らを飼い始めたキッカケと
その生活を追ったストーリー

重要な点は飼い主が
アメリカ人の男性だということ

・俳優
・技術者
・ホームレス
・消防士
・スタントマン
・トラック運転手

この作品の監督マイ・ホンは女性
ご主人が猫を飼い、愛するようになった
ことで内面に深くポジティブな変化があり
同じような男性を探しそのストーリーを
記録したいと思うようになったそう

私は猫は狭い範囲でないと生活できない
あまり移動させることは彼らのストレス
になると思い込んでいたのだけど
それは環境によるのだと分かった

だってトーラという猫は
飼い主のトラック運転手デヴィットと
一緒に車で移動し、山登りするときは
リュックに入り悠々とその眺めを
見ている

未知の人々がSNSでトーラを知り
480kmの道のりを車を飛ばして会いに
くる熱狂ぶり!
アメリカ人のこういう所が好き

そしてもう一つ
私は猫は静かなところを好むのだ
と思っていたけどそれも違うみたい

ある日ノラ猫が消防署に
迷い込んでくる
署員たちは何となく猫を受け入れ
いつの間にか彼らに安らぎを
与える存在になっていた・・・
フレイムと名付けられそして彼は
とても賢かった

消防署といえばあの大きい消防車が
サイレンを鳴らし何度も出入りするところ
フレイムは消防車で休むことがしばしば
でもいざサイレンが鳴り始めると
車から離れ安全なガレージの脇へ移動する
みんなの邪魔はしないのだ

そしてサイレンにも動じない

私も猫を飼っているが狭い家に
二匹閉じ込めた状態なので
かわいそうだなと感じることがある

一匹は時々家の前を散歩させる
事もあるけれどお向かいのお庭に入って
落ち着いてしまうので、それはそれで
困りもの

そして猫の飼い主ではなく
TNR活動をする人もいる

自分の住んでいる地域にあまりに
ノラ猫が多くその保護活動を
する人だ

淡々と猫を捕獲し、避妊手術をし
地域ねことして世話をする
実は私これが一番重要なんじゃ
ないかと思った

彼は明らかに自分たちの活動で
ノラ猫が減ったと実感している
でもこれがいつまで続くのかわからない
ということにストレスを感じている

なにせ彼は仕事以外の時間の
大半をこの活動に費やしているからだ

アメリカ人の男性は猫を飼っていること
猫好きであることを公言しない
変わり者、女々しいやつと
思われるからだ
気の毒だな、マッチョ国アメリ

映画の記憶は時間がたてば
どんどんなくなって行く
どんなに感動しても、だ

別に映画でなくても本でも
誰かの講演でもコンサートでも

ちょっとでも記憶に残しておきたい
そしたらほんの少しかもしれないけど
自分の人生が満ち足りたものに
なるような気がする

寝る前ショーター108

「ニューヨーク旅行は面白かったか?」

うん私の今まで旅行した中で一番
面白かった!!!!

「でも一番大変だったよな」

そうなんだ、ほぼ眠ってないし
ずーっと緊張しっぱなしだったし
言葉がほんとにわからなくて・・・

「けど一応理解はしてんじゃん
地下鉄で迷子になったときとか
ホテルのタクシーで支払うときとか」

そうなんだよねー不思議とわかるんだ

「ショーター・ウォンの死が
おっかさんをニューヨークへ連れて行った?」

うん

「なんか、絵本の学校も行ってたよな
しかも皆勤でさ!」

皆勤にしようとおもって通ったわけでも
ないんだけど、なんかね。
力まない方が続けられたり
思わず実行できたり(N.Y旅行)
するみたい。絶対ではないけど。

「英語の本も翻訳してたよな何冊か」

そうだね。英語の先生に添削して
もらいながら。結構楽しかった。
面白いなと感じたのは
もともと英文の本を訳する方が
日本の読み物を英訳したものを
翻訳するより易しかったこと。

アガサ・クリスティーの本よりも
夏目漱石の英訳されたものを
日本語にする方がず~っと
難しかった!!!


「ふむ、ショーター・ウォンは
おっかさんにとってどんな存在?」

唯一無二、生きることに迷ったとき
うっすら方向を教えてくれる存在。
ショーター・ウォンは厳しいから
はっきりきっぱり教えてくれるのではなく
「自分で考えるんだよ!」
って突き放しながらもなんか
ヒントはくれる。

「よしよし、それではそろそろ
俺さまもお役御免でいいかな?」

・・・・・・・・

「んな顔すんなって!
なんかあったらよんでくれ」

うん・・・
おやすみショーター

寝る前ショーター107

ニューヨーク編

終わりに

「おっかさん、いったい今日は
何月何日ですか?」

あーごめんごめん

「残ってる記事さっさと書けよ」

もう書く情熱はないけど最後に書いとく

結局私はウーバーをあきらめ
ホテルのドアマンに
”タクシーを呼んでほしい”
とお願いした。

”ウーバーなんぼやってん?”
さっきの黒人ドアマンとはちがう
黒人ドアマンだった
”90ドル”
私はウーバーとのやりとりを話したので
”画面見せて・・・・91ドルやなよっしゃ”

(このちゃんと画面チェックするところ
がやっぱ抜け目ないニューヨーカー)

彼はとっとと、あのホテル前に
ずっと止まってた黒い車に
私のスーツケースをほりこむと
中にいた黒人ドライバーに説明し私は
仕方なく車に乗り込む
そしてちゃんとドアマンにチップ渡し
(あー疲れた、これで空港に行ける)


がどうも支払いが先らしい
黒人ドライバーがスマホをだしてきて
”クレジットカード情報を入力せよ”
というて来た

車内が暗く私も老眼なのでなかなか進まん
オマケにまたあのカードデータを
読み込まん事態に・・・
なんでやねん!
仕方なく手打ちで番号を入力

ふとドライバーが
”ウーバーキャンセルしたか?”
と聞いてきたので、私はうなずいた
(あ、結構気の利くこというてくれるやん)

と気を取り直しのろのろ番号を押す

ところが!

最後のジップコードっていうのがわからない
何を入力するのかわからん
あー!もうなに!!!
ドライバーに聞くと
”えーとそれはたとえばアメリ
やったら1や・・・・!”
”あ国番号のこと?”

私はとっさにMoMAで荷物を預けるときに
国番号を入力したことを思い出した
81だ!!!
(しかし日本に帰ってからしらべたら
99999とか11111とか
結構適当でいいみたい、
なにせジップコードというのは
郵便番号のことで日本のそれを
入力したら桁が多すぎるため
結局無効になるので適当でよいみたい。
地下鉄のメトロカードを買う際も
ニューヨーカーは自分の住んでる地域
の郵便番号を入力するが
外人等の観光客は99999でOK)

ちゃんと支払えましたよ、
チップ込みで98ドル高っ!!!!!

タクシーから夕暮れにそまる
マンハッタンを眺める。
歩いて渡りたかった
ブルックリンブリッジから
眺めるそれはやたらに
カッコよい景色だった。

あーおやすみショーター。
今日は台風で会社が休みになり
やっとニューヨークの記事が最後
までかけた。

「実はまだこの後いろいろあったんだろ?」

いやもうここまで書いたらいいわ。
おやすみショーター!

寝る前ショーター106

ニューヨーク編 終わりに

「なんかまだあんのかよ」

いや別にもうないよ、ニューヨーク珍道中

ああそうそう、ホテルにウーバー呼んだけど
直前になってもドライバーが決まらず慌てたな・・・
もう空港に行かないといけない時間だったのに


「そうだな、おっかさん顔引きつってたよな
まあニューヨークでは常に顔引きつってたけどさ」

チャイナタウンからホテルへ戻りフロントの前のスペースで
ウーバー来るまで待たしてほしいとドアマンに伝えたら
”もちろんどうぞ”って(私の英語がひどくてちょい馬鹿にされた)
それからぐったりしてソファに座って休んでた

で出発時間が近くなってスーツケースを預けてたのでそれを
引き取りたいって言ったら、
「番号札は?」って聞かれ
(例の私を馬鹿にした黒人ドアマン・・・くくく(´;ω;`)ウゥゥ)
私凍り付いたわ、そうだ!引き換え番号札!
預けたドアマン(白人の人だった)は私に番号札をくれなかった
わけではないと思う。
スーツケースを荷物預かり所にもっていってそっから
随分長いこと帰ってこなかったので、
「あれここは番号札とかいらんのか」
と私は判断してそのまま出かけてしまったのだ!

「おっかさん頼むからもう一息待つか、確認してくれ!!!!!」
そうよねー

で、私は正直に「番号もらうの忘れてた」と伝えたら
今度はその黒人ドアマンを怒ちまって・・・ちっ(#^ω^)
それでも荷物預かりスペースまで連れて行ってくれて
「もうーどれやねん😡」てな感じでなんとかスーツケースは無事発見

二重にも三重にも疲れてほんとにさらにぐったりしてたら
頼んでたウーバーのドライバーがまだ決まってない・・・・
スマホを何度もチェックしたけどいつまでたっても
”ドライバーが見つかりません”って・・・・え?なんでやねん

さらにここで凍り付きアッ!と思いウーバー規約を読み返す
”このサービスはドライバーを確約するものではありません”
つまり通常の予約制タクシーのサービスとは違いお客さんが
望む時間帯に乗りたい場所の近くにちょうど良いドライバー
がいなければ利用できない!のだ!!!!

もう泣きたいのを必死にこらえ
「ははははは」

はっと思い出した。さっきあの黒人ドアマン私が
”ウーバーがもうすぐ来るからスーツケース引き取りたい”
って言ったら
”ウーバーナンボやねん?”って金額聞いてきた
(はて?なんで金額聞くのや?)と不思議であったが
ウーバーという乗り物が確実ではないことを
彼らホテルの従業員は知っていてそのために
ホテルのお抱え運転手を常時待機させているのだ

そしてさらに私はさっき、ウーバーの来る時間が近づいたので
ホテルのエントランスの外に何度か出入りし
ホテルの前にずっと止まっている車に気が付いた

さて・・・ウーバー来なくて、ニューヨークは夕焼け色に
そまってゆく・・・私は空港へ行きたいのだ

寝る前ショーター105

ニューヨーク編

ほんとに心の底から嬉しかった

こんなにしんどくて
こんなにここまでの道のりが大変
とは露知らず


でもこんなに充実した感じは
産まれてはじめてかもしれない

(おいおい、どんな人生だったんだよ
いままで( ゚Д゚))

しばらく私はぼんやり張大飯店を眺め
いくつかの角度からスマホで撮影
人気の店らしくまあまあ人がならんでる
白人の観光客?が多いんだ、チャイナタウン

さてと・・・

「おっかさん何喰う?飲茶か?
汁ソバか?オーソドックスに酢豚か」


私はさっと踵を返し
いや、帰るよ
時間があんまりないんだ

「えー!!!!ニューヨークのチャイナタウン
にはるばる日本から一人でやってきて
なんも食わんの!!!」

うんだから時間がね

「飛行機の時間は夜中の1:50だろ!」

いやもうへとへとなんだ
ごはん食べたらここから動けそうにない
だからショーター帰るね
またいつか来るよちゃんとご飯食べに!

寝る前ショーター104

ニューヨーク編

地下から出たとたん
凄い人混みに驚いた!
まず黒人の方々の露天商
偽物ブランド?売ってる

そんでもってなんか私にむかって
「go home! go home!」
と叫んでる。
さっさとその場を離れたいがとにかく
人が凄い

地下鉄の出口の歩道が狭くて
白人、黒人、黄色人種なんでもいるわ

「ほいほい、気にせずレッツゴーだ!」
グーグルマップをチェックしながら
張大飯店(ほんとはねノム・ワ・
ティーパーラーってお店の名前
張大のモデルになった中華料理店)
までひたすら歩く

チャイナタウン地図

結構歩いたな
でも想像以上に活気があって
壁に落書きがあって、古い建物が多く
なかなか危険な香りもする

お、ここがモットストリート
路面にカラフルなペイントが施され
狭い路地になってて、カーブのある通り・・・
あ、

とうとう来た、そうここが

「ウエルカーム!おっかさん!
張大飯店まではるばる、よっく
がんばって来れたな」

うそ、私ほんまにここまで
来てもうた・・・ショーター!!!!