saikaanin’s diary

転職ばかりしていたわたしの過去

寝る前ショーター106

ニューヨーク編 終わりに

「なんかまだあんのかよ」

いや別にもうないよ、ニューヨーク珍道中

ああそうそう、ホテルにウーバー呼んだけど
直前になってもドライバーが決まらず慌てたな・・・
もう空港に行かないといけない時間だったのに


「そうだな、おっかさん顔引きつってたよな
まあニューヨークでは常に顔引きつってたけどさ」

チャイナタウンからホテルへ戻りフロントの前のスペースで
ウーバー来るまで待たしてほしいとドアマンに伝えたら
”もちろんどうぞ”って(私の英語がひどくてちょい馬鹿にされた)
それからぐったりしてソファに座って休んでた

で出発時間が近くなってスーツケースを預けてたのでそれを
引き取りたいって言ったら、
「番号札は?」って聞かれ
(例の私を馬鹿にした黒人ドアマン・・・くくく(´;ω;`)ウゥゥ)
私凍り付いたわ、そうだ!引き換え番号札!
預けたドアマン(白人の人だった)は私に番号札をくれなかった
わけではないと思う。
スーツケースを荷物預かり所にもっていってそっから
随分長いこと帰ってこなかったので、
「あれここは番号札とかいらんのか」
と私は判断してそのまま出かけてしまったのだ!

「おっかさん頼むからもう一息待つか、確認してくれ!!!!!」
そうよねー

で、私は正直に「番号もらうの忘れてた」と伝えたら
今度はその黒人ドアマンを怒ちまって・・・ちっ(#^ω^)
それでも荷物預かりスペースまで連れて行ってくれて
「もうーどれやねん😡」てな感じでなんとかスーツケースは無事発見

二重にも三重にも疲れてほんとにさらにぐったりしてたら
頼んでたウーバーのドライバーがまだ決まってない・・・・
スマホを何度もチェックしたけどいつまでたっても
”ドライバーが見つかりません”って・・・・え?なんでやねん

さらにここで凍り付きアッ!と思いウーバー規約を読み返す
”このサービスはドライバーを確約するものではありません”
つまり通常の予約制タクシーのサービスとは違いお客さんが
望む時間帯に乗りたい場所の近くにちょうど良いドライバー
がいなければ利用できない!のだ!!!!

もう泣きたいのを必死にこらえ
「ははははは」

はっと思い出した。さっきあの黒人ドアマン私が
”ウーバーがもうすぐ来るからスーツケース引き取りたい”
って言ったら
”ウーバーナンボやねん?”って金額聞いてきた
(はて?なんで金額聞くのや?)と不思議であったが
ウーバーという乗り物が確実ではないことを
彼らホテルの従業員は知っていてそのために
ホテルのお抱え運転手を常時待機させているのだ

そしてさらに私はさっき、ウーバーの来る時間が近づいたので
ホテルのエントランスの外に何度か出入りし
ホテルの前にずっと止まっている車に気が付いた

さて・・・ウーバー来なくて、ニューヨークは夕焼け色に
そまってゆく・・・私は空港へ行きたいのだ