saikaanin’s diary

転職ばかりしていたわたしの過去

寝る前ショーター89

ニューヨーク編

私はクルーズ船の盛り上がりを
はるかかなたの出来事みたいに感じ
そして固まっていた

早く船着き場へ帰ってくれ!
まだ暗いながらもスマホの画面はついている

「よーよーほんとに全く帰り道
覚えてねーのか・・・(-_-;)」

何となく方向はわかるんだけど
地下鉄駅付近の風景を覚えていない
あ”-ドウヂヨウ(´;ω;`)ウゥゥ

船からおりると白タクの兄さんを横目に
(観光船乗り場にいるんだね、こういう人たち)
足早に覚えている限りの道をたどり
イーストブロードウェイの方向へ
スマホは方向確認のため、ときどきチラ見

ナントカバッテリーは駅まで持ってくれた
問題は地下鉄のどの線に乗りどこで乗り換えるか
を知りたかったが無情にもバッテリーは
完全に切れてしまった。

まず間違えたのが方向
アップタウンに行かねばならないのに私は
ダウンタウンゆきへのってしまった。
あせるし怖いし

一旦電車からおり、年配の黒人女性に尋ねたが
『私わからないわー』という感じで言われ
次にスペイン系かプエルトリコ系の女性に
「私は7th Ave.に行きたい、どの線にのればよいですか?」
もうほとんど懇願ですよ
その女性はスマホを取り出し
「ちょっとまちや、ええと・・・」
とめっちゃ調べてくれた
「A線かⅭ線やな、そうC線に乗ってどこそこで
降りる・・・で〇×△ bra bra」

途中まではわかるけど最後のほうがわからない
多分「7th Ave.に近いところまで行くからちょっと
距離があるけど歩けるから」
のようなことか
「どこそこで、ナントカ線に乗り換えたら7th Ave.に
到着できるよ」
というようなことを話していたと思うが何せわからん

「なんで、もっとちゃんと聞かねえんだよ!」

英語はむずかしいのよ、ショーター
そしてわかったつもりに私はなっちゃうのよ

「・・・・・・・」