寝る前ショーター45
黄色い砂(イージュンがN.Yに来てから編⑥)
「店をでてまっすぐ1ブロック歩いたとこを左へはいると”景気商行”って店がある。
そこで〇〇と△△を買ってきてくれ。帰ってきたらこいつと
あれとそれを洗ってここにいれとけ」
お、不安そうな顔だな
まあお使いぐらい行けるだろ!
さて俺は仕込みの準備でもするか
「ショーターこれでいいかしら?」
頼んだものは買えたみたいだな
なんかニコニコしてんな・・・
「あのお店のおじいさんとおばあさん
にオマケしてもらちゃった。へへ」
ちぇ、スケベじじぃ・・・
イージュンは俺が指示した通り作業をこなしたが
何か聞きたいことがあるらしい
でも英語で説明できねえみたいだ
エプロンのポケットからメモと
メカニカルペンシルを取り出すと
図説し始めた
こいつ絵うまいな~
その下手くそな英語よりよっぽどわかるぜ
ただ料理の方もなかなか手際がいい
どんどんやってもらおうじゃないか!
野菜切
盛り付け
揚げ物
そうだ!オーダーとり!
「えー!やだ!!まだ英語がそんなにできないのにぃ」
へへへ、情けねえ顔
「いや、イージュンオーダーをとることで
君の英語力はぐっとあがるぜ!」